成田山の新門
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ドラマの出演依頼が来た。知っているドラマの重要な役どころだ。
しかもやってみたかった人物造形が深い、味わいのある役どころだ。
引き受けるかどうか即答せず、スケジュールを確認する。どうしても無理な1日を除いてならロケも参加できますと返事。すぐに出演が決定した。うれしい。
どういう演技構成でいくか、台本を見る前から興奮してきた。役からしてかなりのセリフの量になりそうである。
家に着くと、FAXが一枚きていた。先方からの出演依頼の経緯を事務所が転送してくれたらしい。
読んでみる。どうもおかしい。なにかシックリ来ないのだ。
出演依頼は、監督の指名なのだが、自分との接点がまったくないのだ。
ふと思った。「何かの間違いじゃないか………。」
他の役者さんと自分を間違えて、オファーしてきているんじゃないか?
翌朝。事務所へ電話する。
「昨日いただいた仕事。他の役者さんと自分を間違えてないですかねえ!」
「いや。小川さんのプロフィール表を見て依頼してきたしごとですよ。」
この時点では、半信半疑。まだ50%は出演するものと思っていた。
それから数時間。
「小川さん。申し訳ありません。先方の人違いでした。」
何かを引受けたとき、何かを捨てる。引受けるからには、捨てるものを覚悟したのだ。それは今の自分にとって大切なものだった。その思いがくやしい。
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今のバックパッカーは、ノートパソコンとデジタルカメラを持って旅にでるのが普通になった。
リュックサック1つ担いで、往復の航空券のみを持って、気ままに海外を旅する。大きな意味では、自分もバックパッカーの一人だと思っている。
沢木耕太郎の旅行記「深夜特急」よりは一世代後、下川裕治、前川健一、蔵前仁一氏などが多くの紀行本を出版した90年代。多くの若者が旅に出た。自分もその一人だと思っている。蔵前仁一氏の「GO!GO!アジア」を読んだ日の感動は今でも忘れていない。
バックパッカーの姿とはなんだろう。
放浪、沈没、社会からのドロップアウト。その後流行った「自分探し」。それが今では生きがい探し、出会い、新しいチャンスを見つけることへとその旅の目的が変ってきている。そして面白いのが、ブログなどのホームページをリアルタイムで更新しながら旅を続けるスタイルが確立しつつあることだ。
必須アイテムは、ノートパソコンとデジタルカメラ。技術革新とは素晴らしい。小型軽量化と操作の簡素化。プロ顔負けの鮮やかでユニークな写真と、自分の文章を世界のどこからでもホームページにUPして公表することができる。それに対して世界中の第三者が書き込みをすると言う訳だ。
「たびそら」を綴っている三井昌志さん。中年バックパッカー・トクさんの「フーテンのトク」の旅は、家族を心配させないための更新というから面白い。「世界一周のたびがらす」は、ブログの更新が旅のメインとさえ思えるほどだ。このブログを読んだ知人が、著者の宿泊先のホテルへ訪ねて行ったというから、その即時性が解るというものだ。
自分の楽しみの一つは、かつて旅した国や町の様子が変化しているのが、写真を通じて知れることだ。また、インターネット検索サイトgoogleの地図(人工衛星写真)で、外国の名もない町で撮った写真の場所が建物の一つ一つまで確認できること。
下の写真は、ベトナムの中南部の町Phan Rang(ファンラン)の数キロ東にある Ninh Haiへ行く橋であったことが判明しました。
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人はどこから来て、どこへ行くのか。
役者はどうする。生活は。人生は。
夢に描いた事は大体実現したんじゃないかね。ただそれが他人に影響を与える程じゃなかっただけ。
達成感はない。後悔もない。自分にしか解らない苦労話をする気もない。
しばらく調整、待機、準備したら、また歩き出します。
今週末は税法の論文の草案の発表です。ちょっと題材に問題があり、最初からやり直さないといけないかもしれません。それはそれで良いか。慌てることもない。
今はこんな状況です。
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